私たち学校法人専称寺学園の各園は、浄土真宗大谷派のお寺を母体とした幼稚園です。
ですが、仏教の教えを子どもたちに伝える宗教教育を行っているわけではありません。
言って聞かせるのではなく、日常生活を通じて、子どもたちの心の中に、
人として大切な他者への思いやりや自分を肯定する気持ちを育んでいくことをめざしています。
幼稚園の1日はお参りからはじまります。これも、子どもたちにとっては毎日の当たり前の習慣。
登園後、思い切り遊んで気持ちが高まっている子どもたちも、
手を合わせている静かな時間の中で、それまで自由に遊んでいた心が落ち着いていくのです。
そのように、静と動のバランスを取りながら、子どもたちの心を強く、しなやかに育んでいく園を目指しています。